その4:エンディング(極楽発見!編)
鏡の中の人物は、柔和なお顔立ちではあるが、ヘアースタイルは確実にROCKしている!リッチー様にはあまり似ていないが、その人こそ店長さんでありました。恐る恐る店名の由来を尋ねるとやはり、というか当然だが熱心なリッチーファンであり、ギターも弾くが、キーボードの方が得意とか、宅録を楽しんでいるとか、話すに連れ人物像は明らかになり、当初の緊張は段々と薄れて行きました。最近のロックからクラシックに至るまで、淡々と語る店長氏の口調にはマニア道を究めた人のみが持つ一種のゆとりすら感じられ、イングヴェイを語る時などは、「やんちゃな息子について語る父親」の雰囲気さえ漂わせています。自分もロックファンであり、ギターの修理屋をやっている事などを告げると、打ち解けるのにさして時間は掛からず(クラプトンの話をした時だけは一瞬むっとしたように見えたど、、、)音楽から世相まで話に花が咲きあっという間に時間は過ぎ、我が頭髪はキレイに仕上がったのでした。
その後、私が同店の常連になった事は言うまでもありません。他の人はどうなのか知らんけど、私にとって、床屋とか美容院で話の合わない奴と小一時間一緒に居るのは苦痛以外の何物でもなかったのですが、ここは極楽。もし、同様の悩みを抱えている近隣の読者が居たら、店名に怖じ気づく事なく、リッチーブラックモアの門を叩いて欲しいと思います。ただし、忠告しておきますが、店長氏が心の広い大人とはいえ、リッチー様についてあまりに批判的な言動があった場合、どのような髪型にされるか当方は一切関知しないので、そこの所は心して欲しいです。ちなみに、同美容室の正確な所在地および電話番号等はあえて記載しないので、本気で調髪して欲しい人のみ、自力で探し当てる事。これは、真にリッチー様を愛するがゆえに店名にしてしまったオーナー店長氏の、あえて宣伝はしない、との意向を汲んでの事でもあります。また、同店は要予約なので、発見したからと言っていきなり押しかけない事。ちなみに、私、伊藤の市川極楽コースはリッチーで散髪→市川真間駅そばのラーメン店「宝楽」(にぼし系醤油味激美味)→市川シャポー(駅ビル)内の食品コーナーを散策(いやぁ、デパ地下とか好きなんすよ)して、お惣菜とか、激安チリ産ワインとか買うの。なんか、数回に分けて書いた割には最終回は地味だったですけど、ま、勘弁して下さい。最後にマニア情報。リッチー様の現在の頭髪は「ヅラ」ではなく「植毛」だそうです。では、また。
|