オススメ!すり合わせ&リフレット

もっと速く弾きたい方、また、握力が弱いお子様や女性の方へ

テクニカルな演奏に魅了されて、もっと正確に速く弾きたい! という方は多いと思いますが。もしも、ギターがベストな状態になっていない場合は、これを修正する事で、より速く弾ける様になる可能性があります!

より速く、その状態で長時間弾き続けるためには、手にかかる力を最小限に抑えなければいけませんが。そのためには、弦高(フレットの頂点から弦までの高さ)をなるべく低くセッティングするのが有効です。

でも、ネックの変形などによって、フレットの高さが不揃いになっているギターが多く、そのようなギターでは、弦高を下げてしまうと、部分的に音詰まりが発生してしまうのです。

そこで今回は、ギターラブの「フレットすり合わせ」という修理をオススメしたいと思います。フレットの高さを揃える加工です。

もちろん、弦高を低くして、強いピッキングをしてしまえば、ビレが生じてしまうのは避けられませんが、このビレや音詰まりを最小限に抑えることが出来るんです。弦高を下げても、弱いピッキングで弾くのであれば、非常に快適な演奏が出来るようになります。

それで、その「弱い力で、快適に、」と言うところが、握力の弱いお子様や女性にも、オススメ出来る事になるワケですね。

ギターラブの店頭には、この「すり合わせ」の加工を施し、弦高を低くしたギターが展示してありますので、良かったら弾き心地をチェックしに来て下さいね。

【注意1】 「すり合わせ」を行う際、ネックのソリが著しい場合は、先ず熱で変形を強制する「ネック・アイロン」が必要になります。また、それでも足りない場合や、フレットが低い場合、フレットの磨り減りが著しい場合などには、一度、フレットを抜いて指板を修正する必要もあります。色んな場合が想定されるので、先ずは状態を確認、無料見積もりいたします。

【注意2】気温や湿度によって、ネックの反り易いようなギターの場合は、すり合わせ加工後にも、マメなロッド調整が必要になります。

 

ダイナミックなチョーキングをしたい方へ

チョーキングや、チョーキング・ビブラートを上手くコントロールしたい場合は、フレットの背は高い方が有利です。指先が弦をしっかり捉え易くなって、気持ちがいいですよ。フレットが低くて、弦を持ち上げにくいと感じた場合には、高いフレットへの打ち換えがオススメです。


【修理例1】オールドのレスポールです。こちらは、ベタベタに低いフレットを、ミディアムサイズの物に打ち換えました。

リフレットしたオールドのレスポール

 

【修理例2】こちらは、ホワイトファルコンのリフレット!

☆オールドのフェンダーストラトも!

☆ギブソンのカスタムショップ・フライングVも!

☆続々と、リフレット中!!